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第50回記念演奏会

2018年3月24日(土) 13:00開場 13:30開演
ミューザ川崎シンフォニーホール

指揮 川本貢司

ピアノ独奏:三舩優子

ホルスト/惑星より抜粋

Gustav Holst: The Planets, Op.32 (excerpts)

ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲

Sergei Vasil'evich Rachmaninov: Rhapsody on a Theme of Paganini, Op.43

ピアノ独奏:三舩優子

リヒャルト・シュトラウス/ツァラトゥストラはかく語りき

Richard Georg Strauss: Also sprach Zarathustra, Op.30

指揮

川本貢司

Koji Kawamoto
http://www.kojikawamoto.com/
Koji Kawamoto 1.JPG島根県生まれ。2001年よりドイツを拠点に国際的な指揮活動を展開し、正統的な音楽語法を踏襲しつつ、現代的な感性と明晰な解釈で歌い上げる斬新で透明感ある演奏スタイルは、海外においても高い評価を確立している。第10回東京国際音楽コンクール指揮部門に22歳の若さで入賞。第59回「プラハの春」国際音楽コンクール指揮部門において第3位。2001年から2007年、フォアポンメルン歌劇場第一専属指揮者ならびに北東ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者を兼任。2008年から2014年、チェコにおける初の日本人音楽監督としてピルゼン放送交響楽団を指揮。また、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ放送交響楽団などの名門オーケストラを筆頭に、チューリンゲン・フィルハーモニー管弦楽団、ヴュルツブルク・マインフランケン歌劇場、スロヴァキア放送交響楽団、クラスノヤルスク交響楽団、イスタンブール国立交響楽団、マラガ交響楽団など、ヨーロッパ・アメリカ・アジア大陸の30ヵ国40以上のオーケストラを指揮し、現在に至るまで客演を重ねている。国内においては東京フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、京都市交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、広島交響楽団等、各地のオーケストラと共演。
近年は、2013年4月の浙江交響楽団との共演を契機に、中国においても非常に高い評価を確立し、深圳交響楽団、西安交響楽団、青島交響楽団、河北交響楽団をはじめ、中国全土で日本人指揮者としては類を見ない数の客演を重ねている。
東京芸術大学音楽学部指揮科を卒業。在学中に指揮法を若杉弘、小田野宏之、遠藤雅古、フランシス・トラヴィス、学内のマスタークラスにおいてヴァレリー・ゲルギエフ、セルジュ・チェリビダッケ、渡米後にグスタフ・マイヤーの各氏に師事。生涯の師と仰ぎ、最も影響を受けた指揮者であるシャルル・デュトワ氏からは、リハーサルに帯同する許可を受け、2009年より世界各地で巨匠より直々に薫陶を授かり「音の魔術師」の神髄を会得する。

ピアノ

三舩優子

Yuko MIFUNE (Piano)
オフィシャルサイト
三舩先生.jpg幼少期をNYで過ごし、市原光子、ジェローム・ローエンタールに師事。帰国後、井口秋子、奥村洋子、安川加寿子に師事。桐朋学園大学在学中、第57回日本音楽コンクール第1位。同大学を首席卒業後、文化庁派遣研修員としてジュリアード音楽院へ留学、マーティン・キャニンに師事。91年にロス・アンジェルスにてアメリカデビューを果たし、LATimesにて絶賛、クラシックラジオ局WQXRにて全米放送、高評を得る。同年フリーナ・アワーバック国際ピアノコンクール、ジュリアードソリストオーディションで優勝、卒業記念コンサートをソリストとして飾る。帰国後は、リサイタルはもとより国内外の主要オーケストラとも共演を重ねる。モスクワ交響楽団、パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団等との日本ツアーをはじめ、内外の主要オーケストラと共演。韓国、ニュージーランド、トルコ他、その活動は海外にも及ぶ。
ラジオのパーソナリティ、また2003年より6年に亘りNHK-BS「週刊ブックレビュー」の司会を務めるなど、メディアでも活躍。録音にも積極的で、これまでにアルバムを多数発表、いずれも好評を博す。監修・演奏を務めたピアノ教則本「DVDですぐわかるかんたんピアノの弾き方」(成美堂出版)は初版1万部、以後増刷中で根強い人気を博す。
全180曲8枚組CD「きらきら☆ピアノ」(ビクターエンタテインメント)は高評を得て、リリース後は付随して子供ワークショップやアウトリーチ活動にも力を注いでいる。近年はドラム・パーカッションの堀越彰と「最小にして最大のオーケストラ」と称するクラシックユニットOBSESSIONで新境地を開き、新譜“OBSESSION”(オクタヴィアレコード)がリリースされレコード藝術にて「特選盤」に、またCDショップ大賞クラシック部門のベスト10にも選ばれる。
バロックから現代作品までレパートリーは広く、シャープなタッチからは、気品と色彩感にあふれた音色が放たれる。華のあるダイナミックな演奏で聴衆を魅了しつづける、日本を代表するピアニストのひとりである。京都市立芸術大学非常勤講師。

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